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クラウド時代のタイプライターFreewrite(Hemingwrite)が一般販売開始

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Hemingwriteの名前でKickstarterのプロジェクトを成功させた電子ペーパー式のデジタルタイプライターがFreewriteという名前で一般販売開始しました。
公式サイトから購入が可能です。(日本への発送可能)

 いわゆるタイプライターに電子ペーパーWiFiクラウド連携という今時のテクノロジーを搭載した製品。
タイプライターなのでテキストしか打てませんが、そのテキストをEvernote/Google Drive/Dropboxにuploadできる機能が付いています。
Kickstarterのプロジェクトでは英語のみ対応でしたが、製品版では日本語含め複数の言語に対応しています。
また、内部ストレージは100万ページまで保存できるとのこと。(テキスト数は不明)
フォルダは3つまでなど機能面ではPCやスマートデバイスとは比較にならないほどシンプルですが、その分バッテリーは4週間持つらしくメモ書きには最適かも。
(ちなみに充電はUSB-C端子)
ただし、重さは1.8kgあるのでモバイルは非現実的。
ずっしりしたアルミ製の筐体は高級感がありそうです。

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他の特徴としてはキースイッチにCherry MX Switchを搭載しています。
公式ページの画像を見る限りは茶軸みたいです。
Qwerkywriterがkailh製でかなりがっかりした覚えがあるので、Cherryを使ってくれるのは嬉しい。

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お値段は3月いっぱいまでの早期購入で499ドル+税24.95+送料25ドル。
4月以降は本体価格が499→599ドルになります。
購入方法はpaypalのほかAmazon Payments(多分comのアカウントが必要)も可能です。
テキストを打つだけのハードにこの値段出す人はかなり限られるでしょうが、所有欲がくすぐられるハードです。
重いのでいわゆるポメラ的な使い方は難しいでしょうが、これでテキストを打つと良いアイデアが浮かんできそうな気がしてきます。