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BALMUDA The Toaster を二ヶ月使ってみて

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恐らく2015年に一番話題になった家電の一つ、バルミューダのThe Toaster
昨年末に購入して二ヶ月経ちましたが、朝食を食べる習慣のなかった私が、毎朝食パンを食べるようになるぐらい生活に影響を与えています。
ちょっとレビューしていきます。

 ☑外側はカリッと中側はふんわり

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写真では伝わらないと思いますが、焦げる一歩手前ぐらいのカリカリのきつね色に焼いても食パンの中の層は柔らかい状態です。
普通のトースターだと中までカリカリになって固くなってしまいますが、このトースターだと表面にカリカリの層が出来ている感じ。
ヒーターのコントロールとスチームで実現しているようですが、これがこのトースター最大の特徴です。

 ☑トースト、チーズトースト、フランスパン、クロワッサン対応

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トースト以外にチーズトースト、フランスパン、クロワッサンに最適化されたモードを搭載しています。

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中でも、個人的にこのトースターの真髄はチーズトーストモードにあると思っています。
チーズトーストモードは食パンの上の具材にしっかり熱を通しつつ、食パンは焦げないように焼いてくれます。
サンドにする場合の注意点として、中に熱が加わりにくいのでサンドした状態で焼くと具材は生焼けになります。
焼いた後にサンドにしましょう。
他にはクロワッサンモードで買ってきたクロワッサンを温めるとバターの香りが出て凄く甘い感じになってくれます。
それ以外にクラシックモードといういわゆる普通のトーストモードもありますが、これをメインに使うならこのトースターを買う必要はないでしょう。

 ☑時間調節は難しい・手入れが面倒

これらは同価格帯であっても他のトースターでは体験できない素晴らしい機能ですが、問題が二つ。

まず時間調整が難しいです。
食パンによって最適な時間が違い、同じ食パンでも厚みが違えば差があります。
タイマーは0.5分単位なので下手すれば最適な時間のない相性の悪いパンがあるかも。
今回写真で使ったのはメゾンカイザーの食パンですが、もうちょっとだけ柔らかめにできるといいなぁという感触。
身近に誰でも買えるパンではセブンイレブンの金の食パン(もっちり)が相性良かったです。

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もう一つが手入れの面倒さ。
普通のトースター同様の網とパンくずの受け皿以外に、ボイラートレイ(写真左)と給水パイプ(写真左から二つ目)を手入れする必要があります。
説明書によるとこれらを毎日洗えと書いていますが、トースターのパンくずの受け皿を毎日手入れしてる人はどれくらい居るんだろうか・・・。
ただボイラートレイと給水パイプはスチームに触れている部分なので毎日洗った方がいいでしょう。
給水パイプはかなり洗いにくく、洗剤を混ぜた水でゆすぐぐらいしかできないので、手入れを怠って汚れるとやっかいなことになりそうです。

☑可愛らしいデザイン

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丸っこく柔らかいデザインは格好いい・お洒落というより可愛らしい感じです。
特にホワイトはその印象が強い。
キッチン家電ということで女性向けを意識してるのかな?
限定生産のグレーは男性が好きそう。

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右側のタイマーダイヤルは凝っていてLEDの点滅で時間を示してくれます。
あくまで見た目以上の意味はなさそうですが、中々くすぐられるデザインです。


ハマれば手放せなくなるぐらいですが、パンを選ぶという点がネックかも。
是非後継では時間調節をより精密に出来るようにして頂きたいです。